
若手座談会
crosstalk
都市の未来を守りつづける、
若手社員たちのビルマネジメントライフ
若手社員たちのビルマネジメントライフ
都市の未来を守りつづ
ける、若手社員たちの
ビルマネジメントライフ
ける、若手社員たちの
ビルマネジメントライフ
若手メンバーが語る、
森ビルのビルマネジメント職
ビルマネジメント職として、現場の最前線に立つ入社6年目までの若手メンバー3名が集合。気になる学生時代の経験と仕事の関係や、他職種との関わり方、チューター制度のこと、福利厚生や働く環境まで、リアルな思いを語り合いました。
PROFILE
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大野 花奈
施設管理部 虎ノ門管理グループ
虎ノ門ヒルズ森タワー
2022年入社
建築学科卒
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坂口 昇太
施設管理部 機動管理グループ
2018度入社
機械工学科卒
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日下 隼斗
施設管理部 赤坂管理グループ
アークヒルズ仙石山森タワー
2020年入社
電気電子工学科卒
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THEME
01現在の担当業務と、
仕事のなかで自身の専攻が活きたと
感じた場面について教えてください。現在の担当業務と、
仕事のなかで自身の専攻
が活きたと感じた場面に
ついて教えてください。-
日下私はアークヒルズ仙石山森タワーに所属しており、空調・衛生や消防関連業務の担当をしながら、そのほかにも幅広く業務に取り組んでいます。学生時代は電気電子工学科を学んでいたので、電気設備には強いかもしれません。先日は検針設備に不具合が発生したのですが、学生時代の知識を活かして素早く対応し、お客様とのトラブルを未然に防ぐことができました。
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大野私は入社以来、虎ノ門ヒルズ 森タワーの防災センターに勤務し、清掃関連協力会社のマネジメントなどを担当しています。ビルマネジメント業務には、「建築・電気・機械」という大きく分けて3つの知識分野が求められます。私は建築学科出身なので、ビルの図面から情報を把握することが得意ですが、専攻以外の知識についてはまだまだ勉強中です。
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坂口私も以前は2人のように大規模ビルの管理に携わっていましたが、現在は中小規模ビルのエリア管理を行うチームに所属して、「ナンバービル」と呼ばれるビルの責任者を務めています。大規模ビルは建築・電気・機械設備の班ごとに分かれて対応することが基本ですが、現在はすべての分野を網羅的に対応する必要があります。さらには、お客様はもちろん、ビルのオーナーや協力会社、関連部署など、さまざまな立場の方とコミュニケーションを図る機会が格段に増えたと思います。
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日下ビル責任者になると、私たちの業務とはまた少し変わってくるんですね。ところで、坂口さんは機械系の出身ですが、やはり機械設備の対応は得意ですか?
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坂口そうですね。ビルには給排水設備や発電機など、いろいろな設備が備わっているので、そうした機械設備の保守管理には学生時代の知識が活かせたと感じます。
でも実は、私が1番得意なのは電気ですね。というのも、入社して最初に配属されたビルで電気担当だったからです。学生時代の知識も活かせる部分はありますが、入社後に学ぶことの方が大きいと思います。 -
大野そうだったんですね。実は、私は電気が苦手で。でも、坂口さんのように仕事を通じて学ぶなかで得意に変えていけたらなと思います。学生時代の知識は活かせるけれど、それが全てではないですよね。坂口さんの話を聞いて、なんだか安心しました(笑)!
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日下大野さんはまだ2年目だし、これからですよ。学ぶ気持ちを忘れなければ、心配いらないと思います。ビルマネジメント職には幅広い知識が求められる分、学生時代の専攻分野以外についても学ぶ必要がありますが、そこが大変さであり、面白さでもありますよね。
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坂口本当にそう思います。大学時代の友人はメーカーに就職する人が多かったですが、話を聞くとごく一部の業務に特化した働き方をしているようです。それに比べて、私たちはいろいろな分野の知識に触れながら働けるので、知見が広がるし、楽しいと思います。
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THEME
02仕事のなかで
他部署や総合職の社員と
どのように関わっていますか?仕事のなかで他部署や総合職の
社員とどのように関わって
いますか?-
大野森ビルの理念「都市を創り、都市を育む」のうち、特に「育む」を任されているビルマネジメント職。ビルの最前線に立つからこそ得られる情報や知識を、総合職の社員に共有する機会も多いです。例えば私が所属する虎ノ門ヒルズでは、広場でイベントを開催する機会が多いのですが、その際にはタウンマネジメント事業部の社員と連携します。ビルでのこれまでの出来事や、来館されるお客様の声や傾向を把握しているのは私たちなので、その視点から意見を伝えています。
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坂口イベント中の動線確保や設営物の危険箇所を指摘するのも私たちの大切な役割です。安全で快適なイベント空間を提供するためには、ビルマネジメント職の働きが欠かせません。
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日下現場を一番知っているからこその提案や、これまでの経験と過去事例を踏まえたトラブル防止策は重要ですよね。ほかにも、商業やオフィス・住宅などの営業や、設計や内装、それから広報など、さまざまな部署と連携を図ります。
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坂口施設の開発〜管理運営まで自社で一貫して行っているのが、森ビルの特徴です。だからこそ部署間の連携が取りやすく、スピーディーに対応できるのだと思います。こうした部分は実際にお客様からもお褒めの言葉をいただくことが多く、「森ビルさんだから対応が早くて助かったよ」と言っていただいた事もありました。
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日下そこが森ビルの強みの1つですよね。総合職だけでなく、普段は別のビルで働くビルマネジメント職の社員とのつながりも強いと思います。特に同期社員とは頻繁に情報交換をしていて、助け合うことも多いです。同じ時期に入社した仲間でも、知識が豊富な分野はそれぞれに違うので、補い合ってうまくやれたらと思います。
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大野同期の存在には私もすごく助けられています!
森ビルでは、新入社員の1年間、全ての職種の社員が一緒になって様々な内容の新人研修を受けています。
専門知識が必要となるビルマネジメント職については新人研修に加え、入社から一定期間本社に在籍し、ビルマネジメント職に必要な基礎知識を学びます。基礎研修が終わり現場配属になった後も、週に1回のビルマネジメント職同期全員が参加する研修は続いていきます。
配属された施設が違うからこそ、意見を交換することで新しい発見や学びがあったり。普段からグループチャットで気軽に相談し合っています。
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THEME
03チューター制度について、
それぞれの感想を教えてください。チューター制度について、
それぞれの感想を教えて
ください。-
日下入社3年目が新入社員のチューター(教育担当)を務めています。私のチューターは坂口さんの同期の方で、大野さんのチューターは私の同期が担当していました。
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大野そうですね。配属されたばかりの頃は本当に何もわからなくて、1分に1度はチューターの先輩に質問をしていました(笑)。どんなに忙しくても、笑顔で答えてくれた先輩には本当に感謝しています。実は最近、その先輩が異動することになって先輩の業務を引き継いだのですが、想像以上に業務量が多くて。こんなに忙しいなかで私の面倒も見てくれていたんだな、と改めて感謝の思いが強まりました。先輩を見習って、いつでも心のゆとりと笑顔を忘れずにいたいと思います。
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日下チューターの先輩に教わったことは、業務においても仕事への姿勢においてもベースになりますよね。私も大野さんと同じように初めは右も左も分からない状態でしたが、全ての業務についてゼロから教えてもらったことが今につながっています。それから、去年は私自身がチューターを務めることになりましたが、ここでも学ぶことが多かったです。女性の後輩ということもあり、男性の自分には気付くことができなかった新しい気づきを得たこともあります。マニュアル通りに教えるのではなく、一人ひとりに合わせた指導が重要なので、なかなか難しかったです。
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坂口新人の指導においては、満遍なく必要な知識を身につけられるよう、学習項目が細分化された「到達度目標管理シート」を活用しています。新人の学びに差が出ないよう、チューター同士で進捗を確認し合ったり、上長からのフォローも受けたりしながら指導を行っていました。チューター以外の先輩も新人の教育に積極的に関わる文化があり、部署やビル全体で新人を育てるイメージです。
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大野確かにそうですね!もちろんチューターの先輩が中心になって指導してくれますが、そのほかの先輩たちからもいろいろなことを教えていただいています。「この設備に詳しいのはあの先輩だ」ということで質問させてもらったり。時には同じビルの先輩だけでなく、各分野の専門知識に精通した技術チームのフォローを受けることもあります。
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THEME
04福利厚生や教育制度など、
働く環境についてどう感じていますか?福利厚生や教育制度など、
働く環境についてどう感
じていますか?-
日下専門知識が必要なビルマネジメント職では「ビルマネジメント教育」をはじめ、教育制度がとても充実しています。新人期間だけでなく、中堅やビル責任者クラスまで、年次に応じた教育カリキュラムが整えられており、建築・電気・機械設備に関する基礎から実践までを学べる制度です。座学だけでなく、関連する設備工場やショールームを見学する機会もあり、現場で役立つ知識が幅広く身についたと感じます。
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大野資格取得のサポートも充実していますよね。私は入社前の内定者時代から宅建士の講座を受講させてもらったおかげで資格試験に合格できました。入社1年目は残業なく帰らせていただけた環境を生かして予備校に通い、2級建築士資格に合格できました。有給を取りやすい環境なので、試験前にまとめてお休みをいただけたことも大きかったですね。
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坂口会社の支援があったとはいえ、入社1年目で資格を取得できたことはすごい!受験料のサポートもあるし、積極的に資格取得に取り組むメンバーは多いと思います。そして、スキルアップの面だけでなく、働きやすさのサポートが充実している点も森ビルの魅力。私の同期の男性社員も、最近2回目の育児休暇を取得しています。
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日下福利厚生のなかでも特にありがたいのは家賃補助ですかね。職住近接を通じた豊かなライフスタイルを提案する森ビルだからこそ、社員に対しても同様の支援を行っており、「都心居住家賃補助」を受けられます。それから、ビルマネジメント職に特化した「管理要員社宅」は、一定の経験を積み適任と判断された場合に発災時の初動対応を行う前提で、六本木ヒルズからすぐ近くにある社宅に住むことができます。当直手当を受けられるだけでなく、通勤時間が短くなるので自由な時間が増えました。
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坂口改めて振り返ると、働きやすい環境が整っていると思います。こうした環境を活かしながら日々の業務を通じてさらに成長し、将来的には新規プロジェクトの企画や大規模物件の責任者を任される存在になっていきたいです。
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日下私は幅広い知識を身につけたオールラウンダーを目指したいですね。そのために、日頃から積極的に新しい業務に取り組むことを意識しています。ビル監視システムの警報にいち早く対応したり、素早く電話に対応することも大切。ゆくゆくは責任者を目指したいと思っています。
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大野私はまずは配属先のビルについてすべての業務を完璧にこなせるようになりたいです。そして、一人でも多くのお客様から愛されるビルと街をつくり育てていくことが、私の大きな目標です。
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OTHER INTERVIEW